ためセル!はエクセルのテクニックをご紹介するサイトですが、このサイトでは、見てくださっている皆さんに伝わりやすく、また、サイトの使い勝手が良くなるように、いろんなカスタマイズを施しています。
そのカスタマイズの内容について記録しておくとともに、皆様にもその内容についてご紹介していきたいと思います。
サイトのカスタマイズ方法は、サイトを管理している人なら、きっと役に立つと思うからです。
題して「サイトでためセル!」シリーズ!
ということで、「サイトでためセル!」シリーズ第1回目は、まずはサイトの作成からということで、エックスサーバーでドメインを取得してWordPressをインストールする方法についてご紹介します。
スグにためセル! – ここを読めばすぐ使える
- Step1ドメインを取得する
- Step2エックスサーバーにドメインを設定する
- Step3データベースを作成する
- Step4WordPressをインストールする
※ より詳しい解説はここから下に続きます。
まずはドメインを取得する
それではここから詳しく説明していきましょう。
とその前に・・・
エックスサーバーにログインし、「ドメイン取得」をクリックします。
「XServerドメインのお申し込み」で取得したいドメインを検索し、手順通りお支払いまで進めると、ドメインが取得できます。
エックスサーバーでドメインを使えるようにする
ドメインを取得したので、さっそくそのURLにアクセスしてみようと思うかもしれませんが、今の段階でアクセスしても何も表示されません。
ドメインが使えるように設定する必要があるのです。
ということで、エックスサーバーの「サーバーパネル」にログインし、「ドメイン設定」をクリックしましょう。
ドメイン一覧が現れたら「ドメイン設定追加」のタブをクリックします。
ここで先ほど登録したドメインを入力するのですが、「.com」や「.net」など最後まできちんと入力する必要がありますので、ご注意ください。
なお、無料独自SSLや、Xアクセラレータのチェック欄がありますが、こちらはそのままチェックした状態で進めましょう。
無料独自SSLを設定することでサイトのセキュリティが向上し、URLが「https://」という形でアクセスできるようになります。また、Xアクセラレータを有効にすることによって、サイトの高速化が期待できます。
これで、ドメインがエックスサーバーに登録されました。
データベースを作成する
次にデータベースを作成します。
実は、データベースの作成はWordPressのインストールと同時に行うこともできます。
しかし、その場合、データベース名が(ユーザー名)_wp〇(〇は数字が入る)となり、サイト名と一致しません。
サイトを1つしか持っていないときはそれでも問題がありませんが、サイトを複数作成した場合、どのデータベースがどのサイトのものなのかわからなくなってしまいます。
そのため、先にデータベースを作成しておきましょう。
サーバパネルの「データベース」にある「MySQL設定」をクリックします。
MySQL設定画面では、「MySQL追加」のタブをクリックし、「MySQLデータベース名」を入力します。データベース名の必ず「前半は(ユーザ名)_」となるので、「_」より後ろを入力します。
文字コードはそのままで構いませんので、「確認画面へ進む」をクリックし、手順通り進めていくと、データベースが作成されます。
作成したデータベースには「アクセス権所有ユーザ」が「いません」となるので、隣の「アクセス権未所有ユーザ」のプルダウンから追加するユーザを選択して「追加」ボタンをクリックします。
もし、ユーザがひとりも登録されていない場合は、上の図の「MySQLユーザ追加」からユーザを追加することができますので、先にそちらでユーザを追加しておきましょう。
これでデータベースの作成は完了です。
WordPressをインストールする
次に登録したドメインにWordPressをインストールしましょう。
エックスサーバーでは、WordPressを簡単にインストールできる機能があります。今回はその機能を使ってWordPressをインストールしていきます。
ということで、サーバーパネルから「WordPress簡単インストール」をクリックします。
すると、インストール済みWordPress一覧が表示されますが、今回は新しくインストールをするので、「WordPressインストール」タブをクリックします。
次の画面で、サイトURLやブログ名、ユーザー名などを入力していきます。
サイトURLは「www」の有り無しが選べるので、お好きな方を選択しましょう。
また、ユーザー名とパスワードはインストールするWordPressにログインするためのものです。エックスサーバーのログインに使うものではありませんのでご注意ください。
「メールアドレス」を入力し、「キャッシュ自動削除」はデフォルトの「ONにする」のままでいいでしょう。
その下は「データベース」の設定欄です。
こちらでは先ほど作成したデータベースを選択したいので、「作成済みのデータベースを利用する」にチェックをつけます。
すると、利用するデータベースを指定する欄が表示されますので、それぞれ入力していきましょう。
次は、テーマの設定欄です。
WordPressではテーマを変更することでサイトのデザインや機能までも変更することができるのです。
オススメは、ためセル!でも使用しているCocoonです。
Cocoonは無料で使えるにもかかわらず、高機能で素晴らしいテーマですのでぜひお試しください。
そして、そのまま手順通り進めていくと、WordPressのインストールが完了します。
ここで管理画面へのリンクが表示されるので、それをクリックしてみましょう。
すると、下のように管理画面へのログイン画面が表示されます。
もし、下の画像のように管理画面が表示できなかった場合は、プログラムの反映待ちです。
しばらく待ってから、アクセスしてみましょう。
また、サイトURLにもアクセスしてみましょう。
インストールしたばかりのサイトですが、サンプル投稿などが表示されます。
まとめ
今回は、ためセル!でも利用しているエックスサーバーを例にしてWordPressサイトを立ち上げる方法をご紹介しました。
これからも、ためセル!で行ったサイトのカスタマイズ方法を中心に、「サイトでためセル!」シリーズとして、いろいろとご紹介していく予定ですので、どうぞお楽しみに。
以上、このページでは、エックスサーバーでドメインを取得してWordPressをインストールする方法についてご紹介しました。