エクセルでは、直線や曲線を引く機能がありますが、波線はどうやって引くのでしょうか。
今回は、意外とわかりづらい波線の描き方についてご紹介します。
スグにためセル! – ここを読めばすぐ使える
エクセル標準の「波線」「小波」を使ってみる
実は、エクセルには「波線」や「小波」という図形があります。
でも、これらの図形では、波の数が少なすぎるんです。
そのため、横に伸ばすと、ゆる~い波線になってしまいます。
そして、1本線ではありません。あくまでも図形です。線ではないんです。
ということで、もっと使い勝手の良い波線の描き方をご紹介します。
曲線を利用して波線を引く
実は、波線は「挿入」タブの「図形」にある「曲線」を利用しても描くことができます。
「曲線」を選択した後、波の山と谷にしたい部分をクリックしていけば、波線になります。
しかし、このように波線を描こうとするとうまく描けません。
高さや幅がばらばらの波線になってしまいました・・・。
では、どうやるときれいな波線が描けるのでしょうか。
最初に行の高さと列の幅をあわせよう
いきなり話が飛んでしまったような感じがしますが、これでいいんです。
まずは、すべての行の高さと列の幅をそれぞれ同じ値にしましょう。
例えば、列の幅が72ピクセルなので、行の高さも72ピクセルにします。
すると、エクセル全体が方眼紙のようになります。
交差点をクリックして波線を引こう
あとは、縦の線と横の線が交差したポイント(交点)を次々にクリックしていけば、きれいな波線が描けます。
曲線の最後はダブルクリックで終わりましょう。
これで、きれいな波線を引くことができますね。
こんなときはためセナイ・・・
セルの角を使って波線を描くということは、Altキーを使えばいいんだなと思った方もいるかもしれませんね。
というのも、Altキーを使って直線を引けば、線がきちんとセルの枠線や交点の上にくっつくんですよね。
しかし、残念ながら、曲線に関してはAltキーを押しながら描いても、きれいにセルの枠線にマウスがくっつかないのです。
でも、交点を目安にして曲線を引けば、目安がないときよりもきれいな波線を引くことができますので、今回ご紹介した方法をタメしてみる価値はありますよ!
まとめ
エクセルでは、何かと波線を使いたいときが出てきます。
そんな時に、今回ご紹介した方法できれいな波線を引いてみてください。
以上、このページでは、エクセルで簡単にきれいな波線を引く方法をご紹介しました。