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ひとつのセルのデータを区切って複数のセルに入力する方法【区切り位置】

意外と知らない小ワザ
この記事は約7分で読めます。

ひとつのセルに入力されたデータを分割して、複数のセルに入力したいということはありませんか。

例えば、ひとつのセルに入力された氏名を、姓と名前に分けてそれぞれのセルに入力したい場合や、コンマ(、)やスペース、タブなどで区切られた文章を分割したい場合などが考えられます。

また、インターネットからダウンロードしてきたファイルでたまに見かけますが、次のようにスペースで区切られている場合も分割することができます。

このページでは、上のようにひとつのセルのデータを区切って複数のセルに入力する方法【区切り位置】をご紹介します。

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スグにためセル! – ここを読めばすぐ使える

  1. 分割したいセルの範囲を選択する  
  2. 「データ」タブの「区切り位置」をクリック
  3. 「データのファイル形式」を選択して、「次へ」をクリック
  4. 「区切り文字」を指定して、「完了」をクリック
  5. データが分割される
※ より詳しい解説はここから下に続きます。

「区切り位置」機能とは

エクセルには「区切り位置」という、ひとつのセルに入力された文章を、ある方法で区切って、それぞれのセルに分割する機能があります。

そのある方法には2種類あって、特定の文字(区切り文字)の位置で分割する方法と、特定の長さ(文字数)の位置で分割する方法とがあります。

ちなみに、「区切り位置」機能は「データ」タブにあります。

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特定の文字(区切り文字)で分割する

それでは実際にやってみましょう。

まずは、特定の文字(区切り文字)で分割する方法からご紹介します。

ここでは例として、次のような氏名データを姓と名前に分割していきましょう。

注意点として、分割するためには、分割したい位置に区切り文字が入力されている必要があります。

この例では、姓と名前の間に半角スペースが入っていますので、半角スペースで分割していきましょう。

まずは、分割したいセルを選択しましょう。複数のセルを選択することも可能ですが、選択できるのは同じ列だけとなります。つまり縦に選択することができます

A1:B10のようにA列とB列の2列を選択した状態、つまり、横のセルも選択した状態では分割することができませんのでご注意ください。

それでは、分割したいセルを選択した状態で「区切り位置」をクリックします。すると、次のような「区切り位置指定ウィザード」が表示されますので、「コンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」にチェックをつけて、「次へ」をクリックします。

次の画面では「区切り文字」を選択するのですが、区切り文字が選択肢にあればそれを選択しても構いません。選択肢にない場合は、「その他」にチェックを入れ、隣のテキストボックスに区切り文字を入力します。

今回の例では、半角スペースが区切り文字となりますので、「スペース」を選択しましょう。

最後に「完了」をクリックしてウィザードを閉じます。

すると、下の図のように姓と名前で分割してセルに入力された状態になるはずです。

簡単ですね。

A列のセルに入力されていたデータが区切り文字の位置で分割され、A列とB列に分かれて入力されました。

ちなみに、区切り文字がタブや半角コンマ(,)などの場合も同じような手順で分割することができます。

ただし、全角コンマ(、)の場合は、区切り位置指定ウィザードの2つ目の画面で、上部にある「コンマ」ではなく「その他」を選択して、右のテキストボックスに「、」と入力しなければ、うまく分割されませんのでご注意ください。(下の図のとおり)

スペースの場合は、全角スペースでも半角スペースでもウィザードの選択肢にある「スペース」で分割されます。

区切り文字が複数ある場合

先ほどの例では、区切り文字はスペースがひとつだけでしたが、同じ区切り文字が複数ある場合はその数だけ分割することができます。

例えば、次の例のようなスラッシュ(/)で区切られた日付を年、月、日に分けてみましょう。

先ほどと同じように分割したいセルを選択し、「データ」タブから「区切り位置」をクリックします。

そして、区切り位置指定ウィザードを進めますが、2つ目の画面では、区切り文字の選択肢に「/」がありませんので、「その他」を選択し、隣のテキストボックスに「/」を入力してあげます。

すると、下の方に表示される分割後のイメージが、ちゃんと3つに分割されているはずです。

そのまま「完了」ボタンをクリックすると、次のように分割されますが、A列の表示がおかしくなっているかと思います。

これは表示形式が「日付」となっているためです。

分割する前は「日付」でよかったのですが、分割後は年だけを表示したいので、単なる「数値」でよいわけです。ということで、表示形式を「数値」または「標準」に変えてあげれば、問題なく年、月、日のセルが出来上がるはずです。

少し話がそれましたが、区切り文字が複数ある場合はその数だけ分割することができるのです。

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特定の長さ(文字数)の位置で分割する

次は、特定の長さ(文字数)の位置で分割する方法をご紹介します。

これは、次のようにスペースで位置が調整されたデータを分割するときに活用できます。

それでは、さっそく分割してみましょう。

区切り文字で分割したときと同じように、区切りたいセル範囲を選択して、「データ」タブにある「区切り位置」をクリックします。

ちなみにこの例のデータはスペースで区切られていますので、最初に説明したスペースを区切り文字とした方法でも分割することができます。

しかし、このデータには姓と名の間にスペースが含まれていますので、下の図のように意図しない位置でも分割されてしまいます。

このような場合は、特定の長さで分割する方がよいと言えるでしょう。

「区切り位置指定ウィザード」の最初の画面では、「スペースによって右または左に揃えられた固定長フィールドのデータ」を選択し、次へ進めます。

すると下のような画面が表示されます。この画面の下の方には分割後のイメージが表示されていますので、マウスでドラッグして分割する位置を指定しましょう。

新しく区切り位置を追加する場合は、その位置でクリックします。また、区切り位置を削除する場合は、その矢印をダブルクリックすることで削除することができます。

区切り位置の指定ができたら、「完了」ボタンをクリックします。

すると、次のように分割されますが、A列の表示がなんだかおかしいですね。

分割する前は、(1)(2)・・・となっていたものが、-1,-2・・・になっています。

これは、エクセルの標準の設定で、カッコ書きで数字を入力するとマイナス扱いになるためです。

これを防ぐためには、区切り位置指定ウィザードの設定に戻らなければなりません。

いったんCtrlキーとZキーを押して、ひとつ前の操作、つまり分割する前の状態に戻ってください。

そして、もう一度、「データ」タブから「区切り位置」をクリックして、区切り位置指定ウィザードを表示させましょう。

さきほどと同じように、最初の画面では 「スペースによって右または左に揃えられた固定長フィールドのデータ」 を選択し、「次へ」をクリックします。

2つ目の画面で区切り位置を指定したら、「完了」ではなく、「次へ」をクリックしてください。ここが先ほどと異なるところです。

すると、3つ目の画面が表示されます。

この画面では、区切った後の列のデータ形式(表示形式)を設定することができます。

画面下の「データのプレビュー」をご覧ください。一番左の列は、ぱっと見(1)、(2)・・・と正しく表示されているように見えますが、列の一番上に「G/標準」と表示されています。これは、表示形式を表しているのですが、先ほど説明したように標準の設定だと(1)は、-1に変換されてしまいますので、これを標準以外のものに変える必要があります。

具体的には、「文字列」に変更します。ということで、画面上の「列のデータ形式」のところで、「文字列」を選択し、「完了」をクリックしましょう。

この例では、一番左の列が選択されている前提で説明をしていますが、もしも、違う列が選択されている場合は、画面下の「データのプレビュー」で変更したい列をクリックしてください。

すると、次のようにきちんと分割することができました。

「区切り位置指定ウィザード」の3つ目の画面では、表示形式の設定のほか、不要な列をあらかじめ削除することもできます。削除したい場合は、画面下の「データのプレビュー」で削除したい列を選択し、画面上の「列のデータ形式」のところで「削除する」を選択すればOKです。

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まとめ

ひとつのセルに入力されたデータを特定の区切り文字や、特定の位置で区切って、複数のセルに分割することはそんなに頻繁に使うものではないかもしれません。

しかし、この機能を覚えておくことで、無駄な作業をする必要がなくなりますので、ぜひタメしてみてください。

以上、このページでは、ひとつのセルのデータを区切って複数のセルに入力する方法【区切り位置】をご紹介しました。

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