お部屋の照明には欠かせない、シーリングライト。
シーリングライトなどのお部屋の照明って、毎日使いますよね。
だけど、そこまで意識することもないし、使えればいいやと思っていませんか。
わたしもそう思って、安いシーリングライトを買ったのですが、結論から言うと、これは失敗でした。
その失敗談も含めて、わたしのシーリングライトの選び方と、購入した2つのシーリングライトをご紹介したいと思います。
どういう基準でシーリングライトを選んだか
シーリングライトにはどんな機能が必要だと思いますか。
わたしは、単純に明るければいいと思っていました。できればリモコン操作ができるほうがいいなというくらいの感覚でした。
明るくて、安いのがいいな~
あ!リモコンも対応しているといいな~
しかし、Amazonで検索してみるといろんなタイプのシーリングライトがあるんですね。
わたしが買おうと思っていたリモコン操作以外にも、調光ができるもの、調色ができるもの、常夜灯がついているものといった基本機能に加え、スピーカーがついているもの、ファンがついているもの、さらには、プロジェクターがついているものまでありました。
スピーカーがついたシーリングライトなんてあるんだね!
とはいえ、わたしはただ明るければいいと思っていたので、基本機能を備えた安いものを買おうと思い、下のような考え方でシーリングライトを検討してみました。
部屋の広さに合わせて選ぶ
基本的なことですが、シーリングライトはお部屋の広さに合わせてラインナップされています。
6畳用とか8畳用とか12畳用とかですね。
わたしは、明るければいいと思っていたので、実際に設置するお部屋よりも広めのものを選ぼうと思いました。
が、広い部屋に対応したものは当然値段が高くなってしまいます。
12畳くらいまでは5千円ちょっとで買えますが、14畳以上になると5千円から1万円くらいになるので、ここは予算と相談になるかと思います。
リモコン操作ができるかどうかで選ぶ
わたしは安いシーリングライトは、リモコンに対応していなくて、壁面のスイッチや吊り下げひもを引っ張って電源をオンオフするのかなと思っていました。でも、見事に期待を裏切られました。
2,3千円の安いシーリングライトでもリモコンに対応しているものが多いです。
そのため、予算を気にせず、リモコンがついているものを選択することができました。
ちなみに、リモコンにはタイプがあります。
テレビのリモコンのような赤外線タイプのリモコンと、ラジコンやパソコンのマウスのような無線タイプのリモコンです。
赤外線タイプのリモコンは、リモコンをシーリングライトに向けなければなりませんが、無線タイプのものはどこに向けていても操作が可能です。また、赤外線タイプはリモコンとシーリングライトの間にさえぎるものがあると操作することができません。といっても、シーリングライトは常に上にあるので、何かにさえぎられるということもあまりないでしょうけど。
どちらでも操作性にはあまり影響はないと思いますので、リモコンのタイプはそこまで気にする必要はないのかなと思います。
しかーし、SwitchBotのような赤外線リモコンを一つにまとめるシステムを利用したい場合は、赤外線タイプのリモコンを選ばなければなりませんので、注意が必要です。
調光ができるかどうかで選ぶ
調光とは、シーリングライトの明るさを調整することを言います。
昔の和室などに取り付けられていた電灯では、大小の丸い蛍光灯が2つついていて、その1つを消すことで2段階の調光が可能でした。
しかし、現在売られているシーリングライトは、2段階どころか10段階も明るさを調節できるものが売られています。
調光ができることによって、どんなメリットがあるのでしょうか?
調光できることによって不必要に明るくすることもなくなり、省エネにつながります。
また、就寝前は明るさを抑えることにより、気持ちの良い入眠につなげることができます。
個人的には、夜中に電気をつけたときに、いきなり最大の明るさでまぶしい・・・というのを防ぐことができるのもありがたいです。
調光機能も値段が安いものでも対応していることが多いため、予算を気にせず選択することができるでしょう。
調色ができるかどうかで選ぶ
調光の次は調色ですが、調色とはシーリングライトの光の色合いを調節する機能です。
一般的なシーリングライトであれば、青白い光から暖色系の光まで調節することができます。
例えば、電球を購入するときに、「電球色」や「昼光色」として売られていますが、シーリングライトではその両方をひとつのシーリングライトで光らせることができるのです。
調色ができることにより、時間帯に合わせて光の色を変えたり、勉強をするときには文字が見やすい色に変えたり、眠るときには落ち着いた暖色系の色に変えたりといったことができます。
また、調光機能で同じ明るさであっても、調色機能で色を変えることで、さらに明るさを調整することができます。
雰囲気に合わせて光を変えることができるということですね!
隣同士の部屋で色合いの違う光を使っていると、部屋を移動したときに違和感を感じることがあるかと思います。
これを防ぐためには、色合いを揃えることができる調色機能がついたシーリングライトを購入することをお勧めします。
常夜灯があるかどうかで選ぶ
寝室に設置するシーリングライトの場合は、人によっては、常夜灯があるかどうかというのも重要になってきます。
まぁ、眠るときは真っ暗のほうがいいという人の場合は、常夜灯は不要かもしれませんね。
昔の電灯の場合は、常夜灯となる豆電球を購入していましたが、シーリングライトの場合は常夜灯が内蔵されています。
しかし、常夜灯ありと記載があっても注意が必要です。
常夜灯というとこんな感じのオレンジ色の光を想像しませんか。
しかし、ものによっては、先ほど説明した調光・調色機能を利用して、一番暗い状態のことを常夜灯と謳っているものもあるのです。
まぁ、調色機能があればオレンジ色に変えればいいだけですが、想像している常夜灯と違いますよね?
このように、シーリングライトによっては、イメージと違う常夜灯の場合もありますのでご注意ください。
お部屋に取り付けられるかどうかを確認する
シーリングライトは、お部屋に取り付けられなければ意味がないので、これは最も重要なことですが、一般的な住宅の場合はほとんどのシーリングライトが対応しています。
古い建物など、よほど変わったものでない限り、取り付けられるかどうかは気にしなくてもいいと思います。
お値段で選ぶ
ここまでいろいろと書いてきましたが、最初にも書いたように、わたしはシーリングライトをそんなに意識することはなかった(こだわるものでもない)けど必要なものだから、できるだけ安いものを買おうと思っていました。
Amazonで「シーリングライト」と検索すると、2000円台から1万円を超えるものまでピンキリです。
ただ、安いものは海外製のものが多いです。
そして、わたしは安いものを買って失敗してしまいました。
そのことについてもご紹介していきたいと思います。
JOYSEUS 35W LEDシーリングライト 照明器具8~12畳
JOYSEUS 35W LEDシーリングライト 照明器具8-12畳 12段階調光調色
最初に買ったシーリングライトです。
リモコンもついていて、調光・調色機能もあって、常夜灯もあって、それでいてお値段が3,500円程度でした。(2021年4月時点)
わたしのお部屋は12畳なので、対応する部屋の広さについては少し小さいかなと思いましたが、ここは妥協しました。
隣り合う2つの部屋にこのシーリングライトを購入しました。
良かったところ
このシーリングライトの良かった点を挙げてみたいと思います。
まず、機能の割に値段が安かったです。わたしの要求する機能(リモコン、調光・調色、常夜灯)は全部ついていました。
そして、商品が届いて一番びっくりしたのはそのコンパクトさでした。
12畳まで対応しているにもかかわらず、直径たったの33cmしかありません。
もっと2まわりくらい大きいものだと思っていました。
こんなにコンパクトではありますが、明るさについても問題ありませんでした。12畳の部屋に設置しても十分に使えると思います。
そして、リモコンはこんな感じです。ありがたいことに電池が付属していました。
リモコンはとても軽くて小さいですが、押しにくいといったこともなく、普通に使えるリモコンでした。
無線タイプのリモコンとなっており、ライトに向けなくても操作することができました。
ちなみに、隣り合う部屋で同じシーリングライトを取り付けていましたが、ひとつのリモコンで2つのシーリングライトを操作することはできませんでした。
意図せず隣の部屋の電気がつくことがなく、それはそれでよかったと思います。
良かった点をまとめると次の通りです。
ということで、スペック上はなんも問題ないように見えますよね。
イマイチなところ
それでは、イマイチだなと思った点を挙げたいと思います。
リモコンには電池が付属していましたが、取り付け用フックは付属していませんでした。
また、リモコン自体にも壁掛け用の穴などがなく、リモコン置き場を考える必要があります。
わたしは、このようなケースを購入して壁にかけています。
また、無線方式のリモコンであるため、SwitchBotのような赤外線リモコンを一つにまとめるシステムを利用することができません。
わたしもこのシーリングライトを購入した時点ではSwitchBotを持っていませんでしたが、リモコン置き場に困ったため、後から購入しました。しかし、このシーリングライトは赤外線方式ではないため、SwitchBotが使えず、結局、上の写真のようにリモコンを置いています。
結局、元に戻ったわけです・・・。
といっても、この程度なら致命的な欠点とは言えません。
しかし、設置から2、3日経過したあたりから、問題が発生したのです。
そう。ちらつきが出るようになったのです。
食事中や、本を読むとき、パソコン作業をするときに気になるくらい電気の明るさにちらつきがあります。
ちらつきって伝わらないかもしれないので、下の写真をご覧ください。
このようにスマホでシーリングライトを撮影すると縞模様が入っています。
ちらつきとは、光が強くなったり弱くなったりしているということです。
これが繰り返されることで、頭がぐわんぐわんしているような感じになるんです。
あれ?体調でも崩したかな?
最初は無視して生活していましたが、目が疲れるのはもちろんのこと、なんだか体自体も疲れているような気がしてきました・・・。
このシーリングライトのせいなのだろうか・・・。
ということで、設置から4カ月経過して、もうそろそろいいかな(値段分使ったかな?)ということで、買い替えることにしました!
ということで、今回購入したシーリングライトの反省点を挙げてみました。
[山善] LEDシーリングライト 調光タイプ ~12畳
そして、新しく購入したのは日本メーカーのこのシーリングライトでした。
購入時の価格は5,400円で最初に買ったものより2千円も値段が上がっていますが、健康のためにはしょうがないですね。
そして、買ってから気づきましたが、このシーリングライトには、調色機能がありませんでした。
しかし、そんなこと気にならないくらい、ちらつきがないことの安心感があります。
良かったところ
このシーリングライトの良かった点を挙げてみたいと思います。
上にも書いたとおりちらつきが全くありません。
下の写真をご覧ください。
まったく縞模様が出ていませんね。
また、ちらつきがなくなったため、目の疲れや体の疲れも軽減された気がします。
早く変えればよかったかも~。
しかし、このシーリングライトは前のシーリングライトよりも二回りほど大きくなりました。
やはり前のシーリングライトはコンパクトだったんですね。
でも、大きくなったためか、前のシーリングライトよりもお部屋が明るくなりました。
特に、部屋の隅っこの方が明るくなった気がします。
そして、わたしの要求する基本機能も、調色機能以外はついています。
調色機能はあると思って買ったんですが、ついてなかったです。
ちゃんと見てなかった・・・。
でも、わたしの場合、調色機能はなくても問題はなかったみたいです。
隣の部屋との色違いの違和感についても気になるレベルではありませんし、隣の部屋のシーリングライトに調色機能があるので、そちらをこっちに合わせればいいだけの話です。
隣の部屋のシーリングライトは前のシーリングライトと同じ(対応する部屋の広さだけ違う)ですが、ちらつきが少ない(全くないわけではありません)ので、買い替えませんでした。
リモコンについてはこんな感じです。
前のリモコンより大きくて、存在感があります。(左のリモコンです。)
もちろん電池は付属していました。
そして、赤外線タイプになりました。そのため、SwitchBot対応になりました。
また、買ってから気づきましたが、壁掛け用フックが付属していました。
あと、常夜灯もイメージ通りの常夜灯になりました。
常夜灯といえばこれですよね~。
ということで、良かった点をまとめます。
イマイチなところ
逆に、イマイチだなと思った点を挙げたいと思います。
上にも書きましたが調色機能はついていません。
あと、前のシーリングライトに比べると、設置が少し難しかったです。その分、落下しにくいというのはあるのかもしれません。(前のものが簡単すぎたということもあるかもしれません。)
でも、丁寧な説明書(冊子)がついていますので、それを見ながら設置すれば問題ないでしょう。
あとは、前のものに比べると値段が2000円近く上がったということです。
といっても、おそらく今回のものが標準のお値段なのでしょう。前のものが安すぎました。
ということで、イマイチな点をまとめると次のとおりです。(右はそのフォローです。)
結論! [山善] LEDシーリングライト はおすすめ
最初は、シーリングライトはそんなにこだわるものでもないから、安いものを買おうとしか考えていませんでしたが、思わぬ不具合が出てしまいました。
その結果、買い直すことになってしまい、余計な出費が出てしまいました。
これぞまさに安物買いの銭失いですね。
毎日使うものだからこそ、こだわり、安すぎるものはやめたほうがいいのかも。。。
その点、 [山善] LEDシーリングライトは標準的なお値段で、基本機能は押さえられており、推セル!商品だと言えます。
以上、このページでは、安いシーリングライトを買っても大丈夫かどうかについてご紹介しました。