電気料金が値上がりしている昨今、少しでも節約したいですよね。
しかし、こまめに電気を消して節電しても、あまり電気料金が安くならないと嘆いていませんか。
そんなとき、持ち家ならソーラーパネルを設置して、電気代を節約することもできますが、賃貸住宅ではそうもいきません。
しかし、ポータブル電源とソーラーパネルを組み合わせれば、賃貸住宅でも電気料金を抑えることができるのです。
ということで、このページでは、賃貸住宅でもソーラーパネルで電気料金を節約できるアイテムとはについてご紹介します。
ポータブル電源とは
ポータブル電源とは、テレビや扇風機、電子レンジやドライヤーといった家にある様々な家電を動かすことができる大きな充電池のことです。
本体には大容量のバッテリーが内蔵されており、家庭用コンセントなどから充電ができます。
そして、本体には家庭用コンセントが搭載されており、普通の家電製品をつないで使用することができるのです。
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その中でも、わたしはポータブル電源とソーラーパネルがセットになった下の商品を購入しました。
どんな家電が動かせるのか
このポータブル電源は、定格出力2400W、瞬間最大出力は4800Wとなっていますので、テレビや扇風機、冷蔵庫、炊飯器、電子レンジ、エアコンも動かすことができました。
つまり、我が家にある家電ならほとんどが動かせるのです。
また、動かせる時間はバッテリーの容量によって決まってきますが、このポータブル電源は2048Whの大容量なので、長時間動かすことができます。
例えば、フルHDの40型テレビでは約67Wの消費電力となりますが、約30時間も使用することが可能です。
扇風機なら約35Wの消費電力として、約58時間の使用が可能です。
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エアコンの冷房でも試してみましたが、およそ2.5時間の使用が可能でした。
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このようにポータブル電源を使って、小型家電ならば長時間、大型家電でもある程度の時間は動かすことができるのです。
コンセント差込口などの出力端子が豊富
このポータブル電源は、家庭用コンセント差込口が6つ、USB-Aが2つ、USB-Cが4つ、あとはシガーソケットも搭載されています。
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これだけの出力端子があれば、一度に様々な家電を動かすことができますよ。
ソーラーパネルで充電してみる
おうちにある様々な家電製品を動かすことができるポータブル電源ですが、この充電を家庭のコンセントから行っていては、節約にはなりません。
そこで使用するのがソーラーパネルです。
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ポータブル電源によっては、ソーラーパネルでの充電には対応していない製品もあるのですが、今回購入したものはソーラーパネルとのセット販売なので、当然ソーラーパネル充電にも対応しています。
ということで、ソーラーパネルを広げてベランダにおいて充電してみます。
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広げると結構な大きさですね。
このパネルが6枚あるのですが、ベランダでの撮影では全体を収めることができませんでした。
太陽の向きを気にせずにソーラーパネルをセットして充電してみると、充電量がわずか51Wで、満充電まで35時間と表示されており、結構遅いな・・・と思ったのですが、きちんと太陽光が当たるようにソーラーパネルを設置すると250Wで残り5時間表示(40%から満充電まで)になりました。
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これなら何とか使えそうです。
今回購入したソーラーパネルは最大400Wまで充電ができるので、その場合は0%から満充電までで約5時間となります。
ただ、ソーラーパネルをベランダに常に置いておくわけにもいかないので、毎回セットして最適な角度に調節するのが、若干面倒ではあります。。。
災害時の電源としても期待できる
我が家では、通常はソーラーパネルで充電して、扇風機やパソコン、スマホの充電、ドライヤーなどに使用していますが、災害時の備えとしても期待できます。
災害時、停電が起こったとしてもポータブル電源から電気を供給することで、電子レンジや炊飯器などを動かすことができます。
また、デスクライトなどに給電することで照明を確保することもできます。
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その上、ポータブル電源の充電が減ってきたら、ソーラーパネルで充電することもできるのです。
このようにポータブル電源+ソーラーパネルの組み合わせは、災害時の備えとしてもとても心強いものです。
ポータブル電源の選び方
それでは、ここでポータブル電源の選び方を簡単にご紹介しましょう。
ポータブル電源は以下のポイントを押さえて選ぶとよいです。
バッテリー容量をチェック
バッテリー容量は「Wh」という数値で表されています。
例えば、2048Whであれば、消費電力が200Wの家電製品を約10時間動かすことができるということです。(2048Wh÷200W=約10時間)
この数値が大きければ大きいほど、長時間使用できるわけですが、その分ポータブル電源は重く、大きくなってしまいます。
日ごろから様々な場所へ動かして使用するのであれば、容量が小さくても動かしやすいサイズのものを選ぶとよいでしょう。
あまり動かさない、大型家電を動かしたい、災害時の備えとしたいということであれば、予算の許す限り大容量のものを選んでおくのが無難です。
定格出力は使いたい電化製品に合わせる
ポータブル電源には、バッテリー容量のほかに「定格出力」という「W」であらわされる数値があります。
定格出力とは、ポータブル電源がどのくらいの電力を安定して出力し続けられるかということを表しています。
例えば、2400Wの定格出力なら、それぞれの家電製品の消費電力を合計して2400Wまで安定して電気を供給できるというわけです。
各家電製品の消費電力は製品にシールで表示されています。
使用したい電化製品の消費電力を確認して、ポータブル電源の定格出力を確認するとよいでしょう。
出力端子の数や種類をチェック
ポータブル電源には出力端子が複数搭載されているものが多いです。
出力端子には、通常の家庭用コンセントの出力端子やUSB-A端子、USB-C端子、シガーソケット、DC出力端子などがあります。
これらの端子がいくつずつ搭載されているのかを確認してポータブル電源を選ぶとよいです。
ソーラーパネル充電の有無
上でも触れましたが、ソーラーパネルからの充電は対応している製品と対応していない製品があります。
わたしのように電気料金の節約を考えているのであれば、ソーラーパネル充電は必須となるでしょう。
また、災害時の備えとしておく場合でも、万が一の充電切れを想定すると、やはりソーラーパネル充電に対応したものがよいかもしれません。
しかし、価格が高くなってしまいますので、予算との相談になるかと思います。
パススルー充電への対応
パススルー充電とは、ポータブル電源を充電しながら、他の家電製品へも給電できる機能のことをいいます。
充電中は家電製品が使用できない、もしくは、家電製品を使用中は充電できないとなると、本体を充電するために、家電製品の使用を中止しなければなりません。
これでは使い勝手が悪くなりますので、パススルー充電へ対応した製品を選ぶ方がよいでしょう。
リン酸鉄リチウムイオン電池を選ぶ
ポータブル電源に使用されている電池にはさまざまな種類がありますが、その中でもリン酸鉄リチウムイオンバッテリーのものを選ぶとよいです。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは、発火のリスクが低く、自然放電も少なく、長寿命なのが特徴です。
売れているポータブル電源
以上を踏まえ、Amazonで特に売れているポータブル電源をご紹介します。
Jackery ポータブル電源 ソーラーパネルセット【JE-1000D】
人気のJackery(ジャクリ)のポータブル電源です。
バッテリー容量は1070Wh、ソーラーパネルの充電効率が100Wとなっています。
クーポンを使えば安く購入することができます。
Jackery ポータブル電源 ソーラーパネルセット【JE-2000D】
同じくJackery(ジャクリ)のポータブル電源ですが、上でご紹介したものよりも性能がアップしており、バッテリー容量が2042Wh、ソーラーパネルも200Wとなっています。
こちらもクーポンを使えば安く購入可能です。
EcoFlow DELTA 3 Plus ポータブル電源 ソーラーパネルセット
こちらはEcoFlowというメーカーのポータブル電源です。
バッテリー容量は1024Wh、ソーラーパネルは160Wとなっています。
最短充電時間56分という急速充電が特徴となっています。
AFERIY 2400 ポータブル電源 ソーラーパネル セット
こちらはAFERIYというメーカーのポータブル電源です。
わたしが実際に購入したポタ電です。
Jackery、EcoFlow、Ankerといった有名メーカーではありませんが、ブランド力が低い分なのか、低価格ながら高性能なポタ電となっています。
バッテリー容量は2048Wh、ソーラーパネルが400Wの充電効率、パススルー充電にも対応し、定格出力も2400Wとなっていますが、性能が近いJackeryのJE-2000Dと比較しても3万円ほど安くなっています。(クーポンなど使用時)
それでいて、わたしは実際に使用していますが、問題なく使用できていますので、まさにコスパがよいポタ電だと思います。
まとめ
最近では、電気料金が高くなってきており、ソーラーパーネルを導入したくも、賃貸では導入できないと思っていましたが、ソーラーパネルとポータブル電源を活用することで、賃貸住宅でも電気料金の節約を行うことが可能です。
ポータブル電源とソーラーパネルを組み合わせて購入すると高価にはなりますが、その分電気料金の節約ができ、災害時の備えにもなりますので、「推セル!」商品と言えます。
ぜひこのページを参考に、ポータブル電源をご検討してみてはいかがでしょうか。
以上、このページでは、賃貸住宅でもソーラーパネルで電気料金を節約できるアイテムとはについてご紹介しました。