エクセルを使用していると、計算式で「#DIV/0!」というエラーを見かけることがあります。
このエラーは、数式の中でゼロで割る計算が発生した場合に表示されます。
数学的にも0で割ることはやってはいけないこととされていますので、エクセルでもエラーになるわけです。
ということで、このページでは、エクセルのゼロで割るエラー(#DIV/0!)の原因と対処法についてご紹介します。

ゼロで割るエラーの原因とその対処法について、具体的な事例を交えて解説します。
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「#DIV/0!」は、数式の中でゼロで割る計算が発生した場合に表示されます。IF関数やIFERROR関数を用いてエラーを回避することができます。
エラーの原因:数式の中でゼロで割る計算が発生した場合
対処法:例えば、IF関数を用いて以下のように入力する。
=IF(分母のセル=0, “エラー”, 分子のセル/分母のセル)
※ より詳しい解説はここから下に続きます。
#DIV/0! エラーの原因
エクセルで#DIV/0!エラーが発生する主な原因は、次のようなケースです。
ケース1: 明示的にゼロで割っている
=分子のセル/分母のセル
この時、分母のセルに「0」または空白が入っていると、エラーが発生します。
例えば、下の図のようにA1セル÷A2セルという数式を入力していますが、分母となるA2セルには「0」が入力されています。

このようなときは、下の図のように「DIV/0!」エラーが表示されます。

ケース2: データが不足している
売上分析などで平均を計算する際、データ数がゼロだとエラーになります。
例えば次のような場合です。

この図では、12行目にそれぞれの平均を求めています。
B12セルでは、売上金額の平均がきちんと表示されていますが、C12セルは購入者数の平均が表示されていません。
これは、購入者数のデータ入力されていないため、分母となるCOUNT関数の答えがゼロとなるため、ゼロ割りが発生しエラーになっているのです。
#DIV/0! エラーの対処法
ゼロで割るエラーを防ぐ方法はいくつかあります。
方法1: IF関数を使う
IF関数を使って、分母にゼロが入らないかを事前に確認する方法です。
=IF(分母のセル=0, “エラー”, 分子のセル/分母のセル)
分母のセルがゼロのときには、エラー(#DIV/0! )の代わりに「エラー」という文字列を表示します。
#DIV/0! エラーは、分母が空白の場合でも発生しますので、分母が空白でないかを確認するには次のように入力します。
=IF(分母のセル=””, “エラー”, 分子のセル/分母のセル)
空白かどうかというのは「=””」で確認できます。
分母が、ゼロまたは空白の時にエラーとなるので、両方の場合でエラーとなるのを防ぎたい場合は、次のように入力します。
=IF(OR(分母のセル=0,分母のセル=””),”エラー”, 分子のセル/分母のセル)
OR関数を用いて、両方の条件を入力すればよいのです。
方法2: IFERROR関数を使う
IFERROR関数は、エラーでないときには、そのまま計算結果を表示し、エラーの場合には、指定した処理を行うことができる関数です。
=IFERROR(分子のセル/分母のセル,”エラー”)
このように入力することで、計算式がエラーの場合は「エラー」と文字列で表示させることができます。
まとめ
エクセルの#DIV/0!エラーは、ゼロで割る計算が原因で発生します。
このエラーを防ぐために、IF関数やIFERROR関数を活用し、計算時に適切な処理を行うことが重要です。
以上、このページでは「エクセルのゼロで割るエラー(#DIV/0!)の原因と対処法」についてご紹介しました。