エクセルでアラビア数字の1から20までを連番で入力したい場合は、1つのセルに「1」と入力して、セルを下までコピーするオートフィルを用いることで簡単に入力することができますが、丸数字(丸付き数字・丸囲み数字)の①から⑳までを連番で入力したい場合は、オートフィルでは入力することができません。
しかし、ちょっとしたテクニックを活用すれば、楽に入力することができます。
また、最初にちょこっと設定を済ませておけば、数字の時のようにオートフィルで入力することもできるようになります。
このページでは、エクセルで丸数字①から⑳までを連番で楽に入力する方法をご紹介します。
スグにためセル! – ここを読めばすぐ使える
関数を用いて①~⑳を入力する方法(設定不要)
1 A1セルに「①」と入力する。
2 A2セルに次のように入力する。
=CHAR(CODE(A1)+1)
3 A2セルを下までコピーする。
オートフィルで①~⑳を入力する方法(1回だけ設定が必要)
※あらかじめ、次のように設定しておく必要があります。
1 関数を用いた方法で入力した①~⑳のセルを選択し、コピーする。
2 そのまま右クリックをし、値で貼り付けを選択する。
3 ファイルタブをクリックする。
4 画面左下の「オプション」をクリックする。
5 「詳細設定」→「ユーザー設定リストの編集」をクリックする。
6 「リストの取り込み元範囲」に、①~⑳を値で貼り付けたセルを選択する。
7 「インポート」ボタン→「OK」の順にクリック(残りの画面もすべてOKで閉じる。)
これで設定は完了。
設定完了後は、「①」と入力されたセルを下にオートフィルするだけで、①~⑳が入力できる。
このページでご紹介した関数をコピーする方法は設定は不要ですが、20までしか対応していません。
21以上の丸数字を楽に入力したい場合は、次のページをご覧ください。
このページでご紹介した方法では、アルファベットのA~Zをオートフィルで入力したり、ローマ数字のⅠ~Ⅹを入力することもできます。