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SUMIF関数-条件に合った数値を合計する-

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SUMIF関数は、指定された検索条件に一致するセルを合計する関数です。

関数の構成:

=SUMIF(範囲,検索条件,[合計範囲])

各要素の説明
範囲 必須 条件に一致するかどうかの評価対象となるセルの範囲を指定します。
検索条件 必須 合計の対象とする条件を数値、式、文字列で入力します。
合計範囲 省略可 条件を満たした場合に、合計対象のセルの範囲を指定します。
省略した場合は、範囲で指定したセルを合計します。

対応バージョン:365 2019 2016 2013 2010 2007

役に立った

※ より詳しい解説はここから下に続きます。

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SUMIF関数とは

SUMIF関数は、指定された検索条件に一致するセルを合計する関数です。

関数の仕組みとしては、範囲に指定されたセル範囲を上から(横長の範囲を指定した場合は左から)順番に検索条件に一致するか確認し、一致する場合のみ合計範囲に指定されたセル範囲のデータを合計していくというものです。

例として、次のようなデータからリンゴの売り上げを求めるときの流れを見ていきましょう。

サンプルの売上表

この中からリンゴの売り上げだけを求めるときは、商品列を上から順番に確認し、リンゴだったら、同じ行の売上金額を計算していくという方法で求めますよね。

商品列を上から順番に確認し・・・
リンゴだったら計算する

つまり、B4セルはリンゴなので、とりあえず800を覚えておいて・・・

次に、B5セルはみかんなので、そのまま次の商品を確認・・・

次のB6セルは ばなな なのでまたその次、B7セルはリンゴなので800に400を足して・・・

・・・というのを順番に繰り返し、結果2200円ということがわかりました。

結果2200円となった

SUMIF関数はこのように条件に合ったものの合計を求める関数です。

SUMIF関数の入力方法

上の例をSUMIF関数を使って入力すると次のようになります。

=SUMIF(B4:B10,“リンゴ”,C4:C10)

まず、範囲には条件を確認するセルの範囲を指定しますので、B4:B10(商品の列)を入力します。

次に検索条件ですが、今回はリンゴの合計を求めたいので”リンゴ”と入力します。

このとき、文字列を指定していますので、ダブルクォーテーション(”)で入力することに注意しましょう。

3つ目の要素は合計範囲ですが、今回は売上額を合計したいので、C4:C10を指定します。

SUMIF関数で入力する

これで、上でやったような手作業をすることなく、SUMIF関数でリンゴの売り上げを求めることができます。

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合計範囲の省略

3つ目の要素である合計範囲は省略することができます。

合計範囲を省略すると、最初に指定した範囲(条件を確認する範囲)のデータを合計します。

つまり、合計範囲と条件を確認する範囲が同じ場合は、3つ目の要素(合計範囲)を省略することができるのです。

例えば、次の図のように合計点が350点以上の生徒だけの合計を求めたいときは、合計範囲と条件を確認する範囲が同じなので、合計範囲を省略することができます。

合計点が350点以上の場合だけ合計したい・・・

この場合は、

=SUMIF(I4:I15,”>=350″)

と入力することができるのです。

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