エクセルでは、関数を入力することが基本となりますが、関数の入力って結構めんどくさいですよね。
スペルを打ち間違えたり、そもそも入力したい関数の名前が完璧にわからなかったりすると入力することもできません。
そこで、このページでご紹介するのは、関数入力時に役立つ小ワザです。
この小ワザを利用すると、関数の入力が早くなり、関数の誤入力も少なくすることができます。
ぜひマスターしてください。
スグにためセル! – ここを読めばすぐ使える
関数の入力方法はいろいろあるよね・・・?
関数を入力するとき、あなたはどのように入力していますか?
「関数の挿入」ボタンを使用していますか?
あるいは、数式ボックスやセルに関数を直接打ち込んでいますか?
今回、紹介する関数入力時の補助機能は、後者の数式ボックスやセルへの直接打ち込みの場合に威力を発揮するものです。
関数ボックスやセルに関数を入力する
数式ボックスに関数を入力します。
例えば、SUM関数を入力します。
すると「=S」と打ち込んだ時点で、下の図のように関数の候補が表示されます。
さらに「U」まで打ち込むとSUM関数が候補に現れます。
この時点で、矢印キーの下を押して「SUM」にカーソルを合わせます。
そして、タブキーを押すと・・・
SUM関数が入力されるのです。
しかも、かっこ「(」までついた状態です!
タブキーで関数を確定させることができる
つまり、
- 関数を途中まで入力したときに表示される関数候補の中から、
- 入力したい関数を選択して、
- タブキーを押すだけで、
関数を入力することができるのです。
ただし、ここでよくある間違いとして、3.タブキーを押す場面で、エンターキーを押したりする人がいます。
いいですか、エンターキーではなくタブキーを押すことを間違えないでください。
こんな時にためセル!
先ほどの例のように、SUM関数のような文字数の少ない関数ではあまり威力を発揮しませんが、COUNT関数やAVERAGE関数などのように文字数の長い関数を入力するときは、2,3文字入力してタブキーを押せばいいので、けっこう威力を発揮します。
また、関数の正式名称がうろ覚えの場合でも、途中まで入力すると候補が表示されますので、大変便利です。
例えば、文字を置換する関数のSUBSTITUTE関数は、文字数も長く、単語も覚えにくいのですが、「SUB」と入力すれば、候補に出てきますので、関数名を覚える必要もありません。
▼SUBSTITUTE関数を用いたためセル!ワザ

まとめ
関数を入力するときは、途中まで入力してタブキーを押しましょう!
以上、このページでは、エクセル関数はTabキーで入力を省略できることをご紹介しました。